チェーン線径とつり角度により使用荷重が変わるのでご注意ください。
ショックロードは思いがけないオーバーロードになります。地切・着地の際は特にご注意ください。
荷物の角度が鋭いほどチェーンに無理な力が加わり、強度に影響します。保護のために当て物をするか安全率に余裕をみてください。
すべてのチェーンに荷重が均等にかかるようにつってください。荷姿によって均等につりにくい時は、負荷の大きいほうを基準にしてスリングを選定してください。
チェーンスリングは振動をうけやすい作業の際、荷重の大きさによって共振現象が発生し、チェーンスリングの寿命を縮めることがあります。このような場合は、安全率に十分余裕をみてください。
高温の雰囲気の下で使用する場合は、または一度高温状態で使った後再び常温で使用する場合は、その温度に応じて下表の通り使用荷重を減少させて使用してください。
温 度 | 使用荷重の減少率 (%) |
100℃を超え200℃以下 | 10 |
200℃を超え300℃以下 | 25 |
300℃を超え350℃以下 | 35 |
350℃を超え400℃以下 | 40 |
400℃以上 | 使用不可 |
Copyright (C) 2003-2023 bpj-nittai.com All rights reserved.